木は昔から、建築物や建造物、さまざまな身近な生活用品に使わ
れてきました。この昔から使われてきた馴染みのある素材は、多く
の人に、触り心地の良さや温かみ、温もりといったものを感じさせ
、人々は、木の自然の風合いに惹かれ、安堵や安らぎを感じます。
しかし、現在、木は他の素材に比べて弱い、あまり長く持たない
というイメージがあります。
そのため、木造住宅は30年前後で壊され、屋外のウッドデッキ
や木製品は僅か数年で廃棄されることもあります。
木に替わる素材として、鉄筋コンクリートやプラスチックなどが
多く利用されています。ですが、木は本来、長く使える素材です。
木造建築物では、1000年以上昔の建物が今なお存在しています。
木材は、適正な管理、修復をすることで、他の素材をはるかに超
える耐久力をもつ素材なのです。